叙勲・褒章の受章からの流れ
1.上京前の準備
晴れの伝達式にのぞみ、遠隔地からお出かけになられる受章者ほど気苦労も多いことかと思います。伝達式にのぞむ服装の準備、宿泊の手配、航空券または切符の手配などが重なります。来宅いただくお祝客、また伝達式後の祝賀会準備などの重なる中で、とりわけ奥様のご苦労も多いことかと思います。下記の項目をチェックすれば出発から帰郷まで安心してお出かけできます。
・お礼状の準備
出来上がりまで10日間程度かかりますので上京前に準備された方がよろしいかと存じます。
・宿泊・交通機関について
交通及びホテルの予約は弊社までお気軽にお申し付けください。
長く受章者様のお手伝いをしてきた実績がございますので、上京から帰郷まで安心してお任せ頂けるかと存じます。
・慶祝宿泊プランについて
当社でご提供できる慶祝ご宿泊プランは東京プリンスホテル、ザ・プリンスパークタワー東京、ホテルニューオータニ、ホテルオークラ東京の4ホテルです。ロイヤルサポートを通じ西武トラベル(株)に宿泊をお申し込み頂きますとホテル内の施設使用料金、食事等は帰郷後の精算になります。ホテルフロント気付けで上京の前に必要なお荷物を宅配便で送っておきますと身軽に上京できます。
・車椅子について
ホテルでは体の不自由な方への配慮を充分しております。
車椅子はホテルでも用意しておりますので安心してお過ごしいただけます。
拝謁の際は介添えの方も一緒に同行します。
・風呂敷について
風呂敷は勲記・章記、勲章を持ち帰る時に必要な場合があります。
・佩用金具の準備
勲章・褒章を衣装につける金具です。展示場にも用意してありますのでご利用ください。
各小綬章、双光章、単光章、褒章受章の際に使用いたします。
針や糸を使用しないピンタイプですので簡単に取り付けられます。
・カメラの準備
宮中へのカメラの持込は禁止されておりますが、その他の場所では撮ることが出来ます。
かさばらないデジタルカメラがよろしいかと存じます。
・記録帳の準備
多くの方からお祝いが届きますので、お祝い品の種類や金額等を記録しておきますと、お返しの時に大変重宝いたします。
下記より「記録帳」のデータをダウンロードして、どうぞご使用下さい。
▼記録帳(PDFファイル:43KB)
・緊急時の連絡先について
緊急時の連絡先は必ずご家族の方に知らせて上京されると安心です。
2.拝謁の装い
天皇陛下への拝謁は、宮中のしきたりを考慮した装いが大切かと存じます。
総理府の勲章等着用規程(昭和39年総理府告示16号)で、拝謁時の服装について記載があります。
女性の方は色留袖、又は色が黒以外のアフターヌーンドレス(ワンピーススタイル)がよろしいかと存じます。宮中の行事には、第一装として色留袖が用いられております。皇室において黒色は「喪」に使用しますので「黒留袖」は皇居に参内する場合はお気をつけください。
男性の場合はモーニングの着用が望ましいと存じます。
貸衣裳のご案内(東京プリンスホテル)
ご利用の場合予約が必要となります。
多数取り揃えております。色留袖は一点として同じ柄はありませんので、ご一緒に衣裳選びをお手伝いいたします。
参内日前日までにお打ち合わせ頂けたらと思います。
■モーニング一式 ・・・・・¥25,920円
貸衣裳一式内容:上着、ベスト、ズボン、ネクタイ、ポケットチーフ、手袋、サスペンダー
ご自身で用意するもの:白ワイシャツ、黒靴(紐付)、黒靴下、ベルト、手拭用ハンカチ
■色留袖 ・・・・・¥41,040円より
貸衣裳一式内容:色留袖、長襦袢、帯、帯揚げ、帯〆
ご自身で用意するもの:肌襦袢1枚、裾よけ1枚、腰紐4本、コーリンベルト1本、伊達締2本、帯板、帯枕、足袋、衿芯1本、タオル2本、末広、草履、バック
※美容室で着付に必要な小物一式を販売しております。
※草履、バックセットはレンタル料5,400円で承ることができます。